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【コラム】「ゲシェンク」を3倍(くらい)楽しくする方法

さてさて、毎回地味めなゲームを取り上げて読者を完全に置いてけぼりなこのブログ。今回もそのスタイルでやっちゃうよ!しかし今回はいつもほど渋いチョイスではないと思います。そう、定番カードゲームとしてロングセラーとなっている「ゲシェンク」です。私、大好きなんですよ、このゲーム。システムとしてここまで余計なものをそぎ落とし切って、完璧なまでに磨き上げられたゲームを他に知りません。ゲームとして必要な要素の一つである“盛り上がりを創生する仕組み”が、単純極まりないルールに巧妙に仕込まれているのです。そのため、ゲーマー/初心者問わず、一度遊ぶだけでその面白さに気づくことができます。これを実現するのは並大抵のことではありません。7人まで遊べるという使い勝手の良さもニクいですね。多人数で遊ぶ際には、これをまず最初にやって場の雰囲気を暖める、というのが絶対にお勧めです。

ゲームのルールについての紹介はここでは割愛させていただきます(例によって、「ゲシェンク ルール和訳」などで検索すれば見つかるはずです)。今回お話ししたいのは、この傑作ゲームをもっともっと面白くする方法なのです。しかし今回はハウスルールやヴァリアントによるものではありません。この一分の隙もないルールに何か付け加えようなどというのは無粋というものです。付け加えるのはコンポーネントのほんの一工夫になります。ゲシェンクでは、手番が来たら自分のチップを場の中央に1枚ずつ出していきます。しかし、ただ中央のスペースに置いていくより、何かの容器に入れていく方がプレイアビリティが高まります。溜まったチップをいちいちかき集めるのは面倒臭いですからね。ただし、チップが入れば何でも良いわけではありません。沢山のチップがこぼれないで確実に溜まっていくよう、深めの容器が良いですし、どの程度溜まったかある程度確認できるよう、容器側面は透明な素材であった方が良いです。そして、ここが肝心なのですが、チップを投入した時の“音”が心地よいものが良いと思います。コップや空き瓶のようなガラス容器も悪くないのですが、持ち運びでの破損の恐れもあるので、ここはプラスチックの容器が便利でしょう。皆でチャリンチャリンと音を刻むことで、プレイヤー全員で独特のリズムが共有されます。これにより、ゲームへの没入度が一気に増すのです。

さて、ここで私のチョイスしたお勧めの一品をご覧に入れます。
ゲシェンク

キャンドゥで購入した箸入れです。大きさも適当だし、深さが十分ある割には安定性も良く倒れにくい点が優れています。何より、税込108円で手に入るというコストパフォーマンスの良さは最高です。

以前、ストリームス・デラックスの紹介でも述べましたが、コンポーネントを少し変えただけでゲームの面白さに如実に影響するのがとても興味深いところです。アナログゲームは五感で楽しむものだ、というのを再認識させられますね。

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